2007年に劇団「東京セレソンデラックス」で上演されて以来、再演を望む声が多かったもののその機会は訪れず、ファンの間では≪幻の名作≫と言われた本作が、11年の沈黙を破り帰ってきます!
舞台はとある田舎町。25年前に失踪した父と、その父を探す娘の、交差する想いー。親子、そして家族の在り方が問われるこの時代に、そこにあって当たり前、時に鬱陶しく思ってしまう親子の絆や愛を、まっすぐに見つめ直し描いていきます。
現在、小説「あいあい傘」が発売中、さらに10月には映画「あいあい傘」も公開!
この秋は切なくも愛おしい親子の姿を、大切な方とぜひご覧ください。
1990年代初頭のある夏の日の夕暮れ。雨がぱらつく中、恋園神社にふらりと一人の男が現れる。世を儚んでいるその見知らぬ中年の男、六郎に、お茶屋「恋園庵」の店主・玉枝は、そっと傘をさしてやるのだった…。
それから月日が流れること25年。恋園神社に祭りの季節が訪れた。年に一度の賑わいをみせるこの日、テキ屋の清太郎は仲間のヒデコや力也と共に縁日の準備を進めていた。六郎はあの日以来、玉枝と生活を共にするも、玉枝の娘、麻衣子との関係がうまくいかず悩んでいた。
そこに突然現れた、自称カメラマンの高島さつき。清太郎は運命の出会いと浮かれるが、彼女がここに来た目的はただ一つ、25年前に失踪した父を探し出し、連れ帰ること…。

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